スノードロップ
「それ以外に
何があんだよっ」
「もって…くれるの?」
「そんな重そーに
持ってんの見てると
うっとーしいからっ
早く!」
そう言い私のカバンと
パンが入った袋を
周が取り上げた。
「あ…ありがと…。」
そんな優しさは
犯罪だよ、周…
言い方はキツイけど
でもそれを許して
しまう位
素直で真っ直ぐな
周の性格―…
この人に愛して貰えたら
どれだけの幸せを
もらえるんだろう―
そんな事を考えながら
私は周の隣に並んで
歩いていた。
学校の門へ向かう途中
見覚えのある人物を
見つけた。
「……あっ…。」
私は足を止める。
下を向いて歩いて
いた周も
不思議そうな表情で
私が向いてる方へ
視線を向ける。
何があんだよっ」
「もって…くれるの?」
「そんな重そーに
持ってんの見てると
うっとーしいからっ
早く!」
そう言い私のカバンと
パンが入った袋を
周が取り上げた。
「あ…ありがと…。」
そんな優しさは
犯罪だよ、周…
言い方はキツイけど
でもそれを許して
しまう位
素直で真っ直ぐな
周の性格―…
この人に愛して貰えたら
どれだけの幸せを
もらえるんだろう―
そんな事を考えながら
私は周の隣に並んで
歩いていた。
学校の門へ向かう途中
見覚えのある人物を
見つけた。
「……あっ…。」
私は足を止める。
下を向いて歩いて
いた周も
不思議そうな表情で
私が向いてる方へ
視線を向ける。