スノードロップ
「はぁ~…あっついねぇ!
お腹すいたぁ~~」


やっと一息つけると思い
ベンチに腰をかける。


「はいっ」


周がパンの入った袋を
私に差し出す。



「周の食べたいの先に
選んでいいよっ」


「オレ何でもいーから
先取れよ。」


「そう?わかった」


私は袋からカレーパンを
取り出し
周はその後に
焼きそばパンを取り出した



「ねぇ、周は知ってた?」


「なにを?」


「尚人に好きな人
いたってこと」


「……いや。」


「だよねー!ビックリ
したよっ!」


「……………。」



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