紅の月
(今度は何よ?)
考える程不可解な出来事に、諦めにも似た感情が生まれていた。





ノックされた窓を見やると、そこには先ほどの警察官がいた。





「大丈夫でしたか?」
警察官は怯えた表情で彼女に尋ねた。





彼女は無言のまま、頷いた。





少しの安堵感が彼女の緊張をほぐしていく。





彼女はぐったりした体を起こし、ドアをあけた。
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