紅の月
「お互い、無事で良かった」
警察官の顔にはぎこちない笑顔と脱力感が滲んでいた。





「一体、あの人はなんだったんですか?」
彼女は疑問を口にした。




「いや、ボクにもわかりません。ただ、鎌を振り回しながら女が公園を走ってるって、通報があったんで」
警察官は知っている情報を答えた。






「彼氏がトイレに行っ・・て・・・・・・・・!」
彼女は彼氏のことを思い出し、警察官に詰め寄った。
「彼氏がいないんです!!無事か心配で!」
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