私を捕まえて☆
『あの それでも…まずはお友達からお願いします。田崎さんの近くにいたいです。』


<……はぁ〜ヤバイ…マジか?>


田崎さんは、小さな声で呟いた


『え?何ですか?聞こえなかったんですが…』


『あ…そぅそぅ そうだね、こちらこそ…よろしくなっ』


『はい』


『会えない時が多いかもしれないから またメールや電話するから じゃ お休み』


『お休みなさい 田崎さん』

…………………
……………
………
う 嘘みたい
わ〜 田崎さんから電話だなんて

それからは 浮かれちゃって一人で今日の事を思い出してニヤニヤしちゃった

お兄ちゃんにはずっと冷やかされていたけれど、上の空でいたらしい
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