【短編】生チョコ
夢がまた1歩近づいた。

彼女とダブルスを組めば確実に全国に行ける。

私は嬉しくて、授業が早く終わることだけを考えていた。

私たちはダブルスを組むと同級生じゃ相手にならなくて、土曜日は近くの高校の練習に参加させてもらったりした。

帰りに優と一緒にコンビニでアイスを食べるのも楽しみの1つだった。
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