好きなもんは好き<短>
先生の話、こんなに真剣聞いたの初めてかも。
だって失敗できないし!
料理上手な女の子ってポイントアップじゃない?
ってことで、精一杯頑張りますっ。
そのはずだったのに…。
「うおっとっ、卵がぁ!」
「ぎゃああ、小麦粉が!」
こんな感じに…机の上は、大事件。
『花高さん落ち着いて!』
家庭科のおばちゃん先生が私の班の机に駆け寄る。
「ごめんなさい…」
『大丈夫よ、ゆっくり、愛情こめてね?』
そうだ、天君にあげるんだから、愛情たっぷりこめないと。
『材料あまりあるからとりにきなさい』
「ありがとうございますっ」
同じ班の皆にも迷惑かからないように、しっかりしなきゃ。