Genius~守り人~
「おぉ、なんか騒がしいと思ったら…派手にやってるねぇ。」

紺色の髪をした少年が欠伸をしながらやって来た。


「今までどこ行ってたんだよ。」

「あ?裏で寝てた。」

「氷、君ってヤツは…」

「で護、今やってるヤツらって誰だ?」

呆れかえる護をよそに氷はフィールドを見下ろす。


「火乃來と……洋玄清洋。」

「けっ…あのヤロー来てやがったのか。」

不機嫌そうに言うとフィールドに背を向ける。


ドオン

特別席の土台に炎の球が当てられる。

「あっぶねぇ…」

「のんきなこと言ってないで手伝え。」

氷は護と同様に腕を突き出し彼の作り出した障壁の内側に水の障壁を出した。

「ありゃ、完璧暴走してるな。何があったんだ?」

「一人死んだ。彼女の様子だと、相当大事な存在だったのかもしれない。」

「だろうな。」

二人は未だ治まる事を知らない攻撃の中枢を見詰める。


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