Genius~守り人~
「……」
何も返さず立ち尽くす
『まあ、そうなるだろうな。』
朱雀は訳が分からないといった様子で自分を見上げる來奈を見て苦笑する。
「オレは朱雀…聖獣・朱雀の魂を持つ者……オレはお前の過去であり未来でもある。
信じられないとは思うが事実だ。」
「……私が…朱雀……?」
「そうだ。」
來奈の言葉に頷く朱雀
「…そんなわけ……そんなわけない……だって……私は……………」
…私は…災いを呼ぶ者………朱雀だなんて………守り神だなんて………そんなコト……………あるわけ…………
握った拳を握りしめ足元に視線を落とす。
『お前が言いたいことは分かる。
だが、コレは事実だ。
お前が首からぶら下がっている首飾りと胸元に光る印が何よりの証拠。』
右手の拳を解き左胸にあてる。
鎖骨辺りの紋様がぼんやりと光を発する。
朱雀を見上げてみると服の下で自分と同じ位置がぼんやりと光っていた。
何も返さず立ち尽くす
『まあ、そうなるだろうな。』
朱雀は訳が分からないといった様子で自分を見上げる來奈を見て苦笑する。
「オレは朱雀…聖獣・朱雀の魂を持つ者……オレはお前の過去であり未来でもある。
信じられないとは思うが事実だ。」
「……私が…朱雀……?」
「そうだ。」
來奈の言葉に頷く朱雀
「…そんなわけ……そんなわけない……だって……私は……………」
…私は…災いを呼ぶ者………朱雀だなんて………守り神だなんて………そんなコト……………あるわけ…………
握った拳を握りしめ足元に視線を落とす。
『お前が言いたいことは分かる。
だが、コレは事実だ。
お前が首からぶら下がっている首飾りと胸元に光る印が何よりの証拠。』
右手の拳を解き左胸にあてる。
鎖骨辺りの紋様がぼんやりと光を発する。
朱雀を見上げてみると服の下で自分と同じ位置がぼんやりと光っていた。