。゚+蜜月+゚。
「わぁー・・・・すごーい」
ミリアがクルクルと店内を走り回る。
ディクスはミリアが見えるところで壁に寄り掛かってミリアを見ていた。
ミリアが背伸びをして何かをとろうとしている。
小さいミリアは精一杯手を伸ばしても届かない。
ディクスはクスクスと笑ってミリアのもとに行ってヒョイッと、ミリアがとりたかったものをとった。
ミリアが一緒に居るからディクスは魔力を使わなかった。
「ディクス様・・・ありがとうございます」
ニコッと笑うミリア。
ディクスもつられて笑った。
「ミリア、楽しいか?」
「はい!とても」
ミリアがそう言うとディクスが満足そうに笑った。
「それは良いな」