秘密事は図書室で~甘い会長の罠~


「…ありがとう。でも、もらっていいの?」


「もちろん!!
使ってくれる人がいてよかったぁ*」




ニコニコ笑顔の麻美ちゃんに、こっちまで心が温かくなる。


このグロスは、快くもらっておこう。

可愛い色だし。




「よかったね、清嘉。」


「うん!!!」


「清嘉ちゃん、それつけて会長のライブに行くといいよっ♪」




麻美ちゃんの提案に、美央も頷く。

そうかな??




「麻美ちゃんは行かないの?」


「あたしは彼氏とデート
だから、清嘉ちゃんも楽しんできてね??
じゃ、あたし行くねっ!!」




バイバーイと元気に手を振りながら、麻美ちゃんは走って去っていった。




.
< 241 / 507 >

この作品をシェア

pagetop