秘密事は図書室で~甘い会長の罠~


また見つけてしまった先輩の魅力。


まず、存在自体が魅力なんです。




「ぁ、もうお昼になるね。
移動しようか。

だいぶ話し込んじゃったね。」


「はい、でも…
楽しかった…です。」




っっ……!!////

は、恥ずかしい…


なんかわかんないけど恥ずかしい…!!///




「ぁ、ああぁあ…あのっ…」




一人パニックに陥っていると





フワッ…




「……なら、よかった。」





あたしの頭に手を滑らせて

出会った日のように眩しい笑顔を向ける先輩。



甘く囁かれた言葉は、麻酔のように身体中に回ってあたしの耳を痺れさせる。




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