【短編】愛するキミへ
第二章 消えない気持ち
椎夏と別れて、一週間が経った。メールも電話もない。あるわけないのに、期待している自分がいる。
椎夏との関係は、もう終わった。




終わったんだ・・・・





「なんで、別れたんだよ。何、考えてんだよ」
秦は怒鳴った。
「もういいんだよ」
俺は言った。
「まだ、好きなんじゃねぇーの?」
秦が訊いた。
「・・・・・・」
俺は何も言えなかった。秦は、何も言わず自分の席に戻った。





俺だって、別れたくて別れたわけじゃない





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