いつかきっと






友達と授業中抜けて
トイレで煙草を吸ってた

いつもは学校抜けて
その辺で吸ってたが
その日は何だかだるくて
トイレで吸ってた。




すると見回りの先生が
トイレまで見回ってきた。



うちと友達は急いで煙草を外に
投げ捨て、何もなかったかのように
平然気取ってた。




トイレに入って来た先生は


「あんたたち授業は?
……ん!煙草臭い。」


うちと友達は顔を見合わせた。


「うちらが入って来た時
既に臭かったよ〜」


嘘をついた。



「あんたたちが入る前
出てくる子達見た?」


「知らねー」


口を揃えて言った。
絶対嘘は突き通す

だが……


「疑ってるつもりは無いけど
一応手のひら嗅がせて?」

やばいと思ったうちは反撃に出た



「嗅がせてって言ってる時点で
疑ってんじゃねーかよ
吸ってねーもんは吸ってねんだよ
ふざけんな」


なぜここまで嘘を付くか
それは停学になるのは勿論
うちは相当単位も悪く
停学になれば進級が
できなくなるからだ。



「吸ってないなら普通に
あたしに嗅がせるでしょ?
とりあいず廊下に出なさい」



廊下に出るとそこには担任が居た

担任は肩を落とすように
落ち込んでいた。






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