七つの星の落し物
リゲルは、その小さなビンをそっと引き出しに入れた。
「レバーを引いて。」
シュン!!
宇宙船の先から、クルサ目掛けて、青色の光線が放たれた。
すると星の周りは、赤い渦の代わりに青白い霧のようなもので包まれた。
「あそこは、暖かかったし、光りもあった。
多分、新しい命が生まれるのに、そんなに時間はかからないはずだ。」
「おじいさんの子供たちね。」
「そうだね。」
リゲルは優しい笑みを浮かべながら、じっと星を見つめていた。
「・・・リゲル」
「ん?」
「いよいよ、最後の星になったわ。」