君と手を繋いで
「じゃあ、宮林……「やります!!」


あ。そう思った時にはすでに言ってしまっていた。



「……言ったな……」


その時の表情は
獲物を捕まえた時の悪魔のような笑顔だった。


「…………………………」


ああ、こんなことになるんならいっそ宮っちについて行くんだった。と、いまさら後悔し始めた私。


私は、その場で膝を降り、うなだれた。

そして、それを勝ち誇った顔で腕を組んで魔王は見ている。


ゲームでいうと、まさに今闘いの勝敗が決まり、翔の方にK.Oという文字がでっかく掲げられているような状態。



闘いに…負けました。とほほ。


「じゃぁ今日からよろしくな?マネージャー」

その笑顔は、まさに悪魔の他何でもなかった。




――こうして、私は悪魔との契約を
むりやり交わさせられたのでした。




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