君と手を繋いで




!!!!!!!!!!


俺は何故顔を背けられたのかわからず、びっくりしたが、
恥ずかしそうに顔を背けて、全身が少し震えているそいつを見て、


ははーん。こいつ、照れてんな。



という結論に基づいた。




そして、俺は重要なことに気がつく。


そういえば、こいつの名前、知らねーな…




「お前、名前は?」


そう聞くと、そいつ眉を寄せながら、
「蜜柑ですけど…」と呟く。



「ふーん。蜜柑ね。」


珍しい名前だな。
まさに、こいつにぴったり。
と、俺は心の中で少し笑っていると、





「あなたは?」

と聞き返してきた。



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