空を想う


〜翔side


俺が知らない間に空がイジメられてななんて知らなかった…



詩ちゃんが

「空をたすけられるのは翔くんしかいないんですっ!」



と言った時にはもう決めていた…

これから俺が空にする事は空を傷付けるかもしれない…



「わかった。」



そう一言、俺は詩ちゃんに返した…



「翔っ??」



しばらくして空が帰ってきた…



「どうしたの?翔、部活は?」



不思議そうに聞いてきた空に



「今日は休んだ。空と話したかったから。」



そう言うと空は笑顔で“空も♪”って言った



「今日は屋上で話そっか」

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