本気でハマった女

風呂から上がり、お互いの体を拭き。実夢は、俺に服を着せた。
俺は、なぜかいつも実夢に服を着せてもらったりしてる。靴下も履かせてもらってるんやけどこれって、おかしいんかな?
でも、嫌な顔しないでいつも実夢は、俺に尽くしてくれるんやで。それがほんま幸せって感じねん。

『なぁ?実夢は、子供男の子と女の子どっちが欲しいん?』
すると実夢は、驚いた顔をして俺に

『え?子供?』

『そうや!子供!どっちが欲しいん?』

『実夢は…やっぱ男の子と女の子が欲しいかな?いきなりどうしたの魁?』

『葵さんが子供できたやろ?なんや実夢は、どっちが欲しいんかな?思っただけやで?』

『でも、実夢はもし結婚しても当分子供は、いらないかも笑っ』

『ん?なんでなん?』

『だって…実夢旦那さん子供に取られるの嫌だから、一年二年は結婚しても、恋人同士みたいに過ごせたらいいな?って思ってて…ただのワガママかも。でも、それでもできちゃった時は嬉しいよ!』

『ヤキモチ妬きやもんな笑っ』

『も~からかわないでよ!!』

なぁ?俺な最近思うねん。
実夢と俺の子は、世界で1番可愛いか恰好いい子供が生まれて羨ましがられるんやないかな?
そんでな?俺は、絶対に子供から尊敬される親になるんや!!
実夢にも敬愛されていたい思うねん。
だから、俺は頑張ろうって決めたんや。
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