本気でハマった女
『魁?葵さんが、もう昼だから、ごはんどうするって!食べる?』
『ん?今何時なん?』
『もう11時30分だよ~これから作るからって!!』
『食べるわ』
『じゃあ言ってくるね♪』
ほんま朝から可愛いな…そんなことを思ってると実夢がでたすぐに亮が入ってきたんやけど。
『魁?なぁこの家どう思う?』
『ん?家?』
『龍も来月から来る事になるから、やっぱ狭いんじゃないかと思ってさ。引っ越し考えてんだけど…中々決まらなくて。葵は、このままでいいって言うんだけど…どう思う?』
『俺に聞かれてもな…それか、俺と実夢が他にうつってもいいで?』
『は!?ダメに決まってんだろ!!龍が三人で住むのどれほど楽しみにしてると思ってんだ!!』
そっそんなキレなくてもいいやん…
『そんな怒るなら…大人気ないやろ。どこにするん?』
『ん?ここなんだけどさ。どう思う?』
物件見せてもらったんやけど…は?いきなりありえへん桁なんやけど…
『葵さんはなんていってるんやっけ?』
『あ?当分ここでいいって。みんなで仲良く住めるじゃない!って昨日散々言われたんだけどさ~親父としては、やっぱいい家住みたいじゃん?』
『一軒家いいかもやけど…高すぎん?』
『でも、目黒区だからそんなもんだろ。』
『俺には決められへんから…やっぱ葵さんの意見聞いた方がいいんちゃう?』
この事に首突っ込んだら俺ほんま間違った選択したら葵さんに怒られそうやし…
『やっぱそうかな?あー!!やばい!!子供服とか買わないと!!葵!』
はっ早いやろ?
ほんまアレ亮か?