本気でハマった女
『おはようございます』

『魁くんおはよ♪』

『あー!?魁またパンツだけで歩いて!!もうちゃんとズボンぐらいはきなよ!!ちょっと待ってて!!』
すると葵さんが

『本当あの2人そっくりだよね笑 亮なんて朝から子供のことでバタバタ煩いよ笑』

『葵さん、聞いてもいいですか?』

『ん?どうしたの?』

『子供できたって分かった時どんな気持ちやったんですか?』

『ん?う~ん…不安だったかな?亮がどんな反応するか。まだ会計士になってないし、店もあるし、学校もまだあるし…断られたらどうしようって思ってたよ。』

『亮が断るわけないの分かってるのに不安やったんですか?』

『信じてても、不安だったかな笑っ』

俺は、実夢に俺の分身を作って欲しいと思ってるんやけど…まだ早いんかな?実夢もまだ学生やし、俺もまだ夢を叶えてないしな…でも、そんなことを待っていたらいつになりんやろ?って悩む部分もある。
また早いやろ…そんなことを言い聞かせていたら、実夢がズボンを持って戻ってきた。
『あっ!今日私恭平と買い物に行くから、魁スーツとか出しとくからそれ着てってね?』

は?恭平さんと出掛ける?なんでなん?

『出掛けるって、2人でか?』

『恭平が服買うの付き合って欲しいっていうからさ!今日店休みだしね!』

『…』
黙っていると後ろから亮の声がした

『おい実夢、魁が恭平にヤキモチ妬いてるぞ?』
図星や…だってな?恭平さんは、実夢が好きやん。

『え?そうなの?』

『…』

『魁の取締役代表のお祝いの品買いに行くのが、実夢の目的でも?魁のこと不安にさせちゃうことあるかもしれないけど…実夢は、1番に魁のこと考えてるよ。だから、信じて?魁も実夢に言ったでしょ?』

『せやな…ごめんな?』

『ううん!!なにを買ってくるかは、お楽しみね♪』

そんな姿をみて、葵さんも亮も微笑んでいるのが見えた。
俺らもあんな風になれるんかな?

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