本気でハマった女
その日実夢は、恭平さんから離れんかった。それに疑った腹いせで見せつけてるんか?って思ったんやけど…ほんま記憶がない感じやった。
俺と出逢ったのは、亮の紹介で…ちゃうやん…
あの日出逢ったことほんまに忘れたんか?
なぁ俺どうしたらいいん?

そんな風に考えていると亮が
『今日どうする?』

『…悠の家に当分泊まるわ。なぁ?戻るんかな記憶…』

『戻るに決まってんだろ!諦めんなよ魁らしくねーよ!!』
龍が話にわって入ってきた。

『なんなんだよ!実夢にお前おかしいんだよっていえばいいじゃねーか!?なんで、言ってやらねーんだよ。実夢は、魁が好きなのに…それに恭平が可哀想だ!!』

『分かってるよ龍…でもな?これからが大変なの分かってるだろ?これから、体力が落ちてご飯も食べられなくなるし、笑ってる錯覚に落ちる…無理に記憶を戻そうとすると壊れちゃうんだよ実夢が…』

『でも、魁と恭平が可哀想だ…』
そういって龍は、泣きだした。
俺は今なにができるんやろ?

『なぁ龍泣くなや。俺は、大丈夫やで…っていったら、嘘になるな。でも、必ず実夢の記憶を取り戻すの約束するわ。だから、泣くなや。』
龍の頭をぐしゃぐしゃと撫でた
龍は、それでも泣いていた。

また俺は部屋に戻り恭平と実夢の前に立って実夢に伝えた。これしかないやん?
『俺は、実夢が好きやで。いや…愛してるで。だから、必ず俺の事また好きにさせてみせるから、待っててや。とりあえず明日俺の昇格イベントがあるから、来てや。絶対に…』

なにか実夢がいってたんやけど、聞いてる余裕なんてないわ。
俺のこと思い出させたるわ。
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