ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~
【makoto※side】



「あっちーーー…!」



真夏の太陽が容赦なく照り付けるビーチ。



そこでのバイトは、決して楽なんかじゃない。



オレは浮輪の貸し出し担当。



「マコ、昨日大人だったじゃん。どうしちゃったの?」



客が途絶え、つかの間の休憩。



空気入れ担当の純ちゃんが、オレの隣にしゃがみ込む。



純ちゃんは、海パンに上半身裸という、いつでも海に飛び込めるスタイルだ。



「え、なにが?」

「アイツだよアイツ。郁也ってやつ」



あー。



「珍しくなにも言い返さないのな?」

「うん。だって、言い返せねーもん」



オレの背がみんなより低いのは事実だし。



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