ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~



とりあえず、かしてくれるみたいで良かった。



「あー…、だいぶ傷んでるみたいだ」



押し入れから取り出したいくつかの浴衣を眺めて、お父さんは困った顔をする。



「着れないの?」



まぁ、着られないなら仕方ない。



「いや、知り合いにお店をしてる人がいるから、持って行ってみるよ。学校には、出来次第届けるから」

「いいの?」

「もちろん(稀衣ちゃんのためなら)」

「ありがと、みんな喜ぶよ」



これで衣装は大丈夫そうだ。



……あ。



でも学校に届けるからって。



まさか…



「どうかした?」

「いや、なんでもない…」



学校に来ないよね?!



その格好で!



…嫌な予感。



< 365 / 606 >

この作品をシェア

pagetop