ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~
とりあえず、かしてくれるみたいで良かった。
「あー…、だいぶ傷んでるみたいだ」
押し入れから取り出したいくつかの浴衣を眺めて、お父さんは困った顔をする。
「着れないの?」
まぁ、着られないなら仕方ない。
「いや、知り合いにお店をしてる人がいるから、持って行ってみるよ。学校には、出来次第届けるから」
「いいの?」
「もちろん(稀衣ちゃんのためなら)」
「ありがと、みんな喜ぶよ」
これで衣装は大丈夫そうだ。
……あ。
でも学校に届けるからって。
まさか…
「どうかした?」
「いや、なんでもない…」
学校に来ないよね?!
その格好で!
…嫌な予感。