ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~
「ちょ、ワン!」
いきなりあたしに抱き着くワン。
危ないから!
「疲れたから、ちょっと充電」
ワンはあたしを離すどころか、さらに強い力で腕の中に閉じ込める。
「ワン…?」
「いいお父さんだね」
あのお父さんが?
「どーだろね」
「おじさんには悪いけど…」
「え…」
顔を上げたら、目の前にワンの顔があって。
あたしはクスッと笑って、まぶたを下ろした。
するとすぐに、ワンの唇が触れた。
なんだか、こういう雰囲気は久しぶりで。
だからか少し鼓動が速くなって。
ずいぶん長いこと、キスしていたように思う。