ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~
“――――ガラッ”
「先生、ちょっと診てもらいたいんですけど…」
「そこ座って待ってて」
「………」
「どうしたの?早く座って」
「誰?!」
保健室のジム机に座っていたのは、見たことのない女の人。
白衣は一応着てるし…不審者じゃない?
保健の先生と言えば、前にオレが熱出してぶっ倒れた時お世話になった、優しそうな人だった。(←第7話参照)
だけど今目の前にいるのは、知らない無表情のちょっと怖い人。
「前の大沢先生は、産休中よ」
さ、産休?!
「し、知らなかった…」
「横井君、南先生だよ。木下先生言ってたよ」
大場さんが、後ろからオレに耳打ちする。
「そう…だったんだ」
「診てもらいたいのは?」
「あ、私です。足をひねったみたいで…」
南先生は、大場さんの靴下を脱がせた。