ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~
「なーんでただのクラスメートと、腕まで組む必要がある訳?」
「球技大会の練習してて、怪我したんだ。…オレのせいで」
怪我、してたんだ。
なるほど。
「え、浮気じゃないの…?!」
さっきまでの勢いはどこへいったのか、麗奈は目を丸くしていた。
「だから、最初っから違うって言ってんじゃん!」
「そ、そうだっけ?まぁいいじゃない。大事にならずに済んだ訳だし!」
いや、十分大事になってたでしょ。
ワンの左ほっぺは、真っ赤になってるし。
「おい、なんでオレ叩かれたんだよ?!」
「まーまー、プリンおごるから許してってば」
「プリン…!」
「許すのか」
「犬の思考回路って、単純でいいねぇ」
「佐倉も、相当な言いようだったけどな」
「俺はおごらねーぞ」
とりあえず、よかった…。