ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~
【makoto※side】



「マコー、絆創膏ある?」



放課後、いきなりオレの教室に現れた純ちゃん。



「絆創膏?なんで」

「そりゃ、貼るからに決まってんだろ」



教室に残っていた女子達が、後ろで頬を赤らめながらざわつく。



どこいっても、純ちゃんはこれだもんな。



「持ってないけど」

「はぁ?お前、犬の風上にもおけないな」



絆創膏持ってないだけで、なんでそこまで言われなきゃいけないんだっつーの!



「それだけの為に、わざわざここまで来たのかよ」

「ばっか、んなわけねーだろ」

「じゃ、なんだよ」

「今日お前ん家行こうと思って」

「あぁ、ウン」

「鮎沢ちゃんなら、今日は委員会の仕事があるから、先帰ってていいってさ」



委員会、か。



今日も一緒に帰れないのか。





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