ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~



(※バカップルはひとまずほって、教室に帰ってみました)



「大丈夫かな~あの2人」

「大丈夫だろ。マコバカだし」

「いや、でも公開チューだし」

「ねー今更だけどさ、鮎沢ちゃん本当にワンでいいのかな?美人なのに」

「バーカ」

「な、なによ純平っ」

「ワンといる時ぐらいだろ、鮎沢ちゃんの極上スマイル見られんの」

「あぁ…なるほど」

「とか言って、どさくさにまぎれて、キスしたワン殴ってたの誰だよ?」

「ドMじゃなかったのかよ」

「うっせー!」

「(鮎沢ちゃんの事も好きだろうけど、それ以上にワンが好きだよね、絶対…)」(←※全員の心の声)



「鮎沢ちゃん、物好きだよね」

「いや、ショタコンなだけでしょ」

「犬好きだろ」

「魔法にかけられてるとか」

「あ、それありかも」

「今は犬だけど、魔法がとけたら本当は王子様とか!」

「それカエルだろ」

「いやこの場合、ワンにじゃなくて鮎沢ちゃんに魔法だろ」

「話しの路線、狂ってるよ?」

「なんでこんな事になったんだっけ?」

「あれでしょ、王様ゲーム」

「誰だよ言い出したの」

「アンタでしょ、佐倉」

「……あは…」

「(自虐プレイ満載だな…)」(←※全員の心の声)



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