紅朧

 タイトル、何故「黒」※なのか。紅朧だから「紅」でいいじゃないか。
 え、言っちゃいますか?何でタイトルが黒なのかといいますと、死ネタだから。
 単刀直入すぎる?それだったら、紅朧が黒猫だから、のほうが…ま、いっか。内容が暗い割に、あとがきの口調が軽いのは、紅朧があまりにも丁寧な言葉を使うので私が参ってしまったからです。ふう。
 死ネタ、ってまた軽く言っていますが、とんでもないことですよ。最近、世界史の授業でベトナム戦争や同時期のアメリカの様子を映したビデオを見たのですが、何とも…。人を殺すことが正当化される理由なんてないんですよ。時代が時代なら、まだ仕方ないかも知れない。武力がものをいう、前近代とか、ね。でも、人間は「交渉」とか「対話」とか、そういう手段を持っているんです。言っても解らない、最終手段としての武力行使、それは人間が動物に対して行うことに過ぎません。動物として存在しているなら、力で解決、はあり得ます。それは仕方ないと思う。でも、人間はほかの動物とは一線を画してしまったわけです。動物を「動物」として人間の支配下、保護下に置くのなら、人間は人間として「人間」らしい行動をもっとしなければいけないと思うんですね。
 話がごちゃごちゃしていまいました。こういう話をさせると、私は延々とぐだぐだ言っていますからね、途中でやめないと、もっと変なこと言い出しかねませんから。

 はい、今は2006年1月22日、16時21分です。センター二日目。私は家で書いています。外は昨日の大雪(この辺りでは)で、光が反射して明るい。では、言い逃げのようですがこの辺で終わります。
 人間の命について、とか、人間と動物、とかそんなネタで私とお話ししてくれる方、いらっしゃいましたら掲示板にお願いします。語り合いましょう。 
 また、ご意見、ご感想お待ちしております。

2006 1月  二木ハルカ


※ 本来のタイトルは「黒」でした。野いちご掲載時に変更。20100722
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