鬼守の巫女

「いいのか……本当に」

目の前の男は切なそうに瞳を揺らし、そう問い掛けた。

私はこの男を知っている。

……お父さん。

それは父の姿だった。

しかし私の知っている父よりも、大分若く見える。
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