鬼守の巫女

「恐らく僕達が皇町に侵入したのが分かったんでしょうね。玲さんもここに居るのでしょうか?」

「……分かんねェけど……行くしかないな」

木住野さんの言葉に火伏さんはニヤリと笑って返したその次の瞬間。

「やめておけ……死ぬぞ」

頭上から声が聞こえ、皆が勢いよく空を見上げる。

そこには三階建のビルの屋上から、冷たく私達を見下ろしている……眞水さんの姿が見えた。
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