夜空に咲く僕たちの願い


俺は瑠花を笑わせたいって思っているのに。
なかなか通じてくれない。
俺と瑠花の心の距離はあとどれくらい?
どれくらい離れているの?




「聞いてみただけだよ。答えたくなかったら言わなくていいし。自分で考えるから」




上手く呼吸が出来ない。
発表会の始まる前の感覚に似ている。
手汗がやたら出て、周りの音が聞こえなくなって。

告白するのははじめてだから?だからこんなにも緊張するのかな。



「…瑠花は目を見て“好き”って言ってくれればいいかな。ロマンチックな告白なんて望んでいないよ。シンプルが一番伝わってくる…かな」




「瑠花…」




そう言って照れ笑いしたキミが愛しいよ。
今すぐにでも奪いたい。
そんな欲求に我慢をする。
唇を噛んで俺は足元を見た。
暗闇に星が浮かぶ。
星柄のハイカットだからか。
それが少しずつ丸く変形していった。





気がついたら涙が溢れていた。




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