夜空に咲く僕たちの願い
「何をそんなに怒っているわけ?そんな怒ると皺が出来るよ。」
致命的な一言。
そう言ったあと瑠花は目を見開いて更に眉間に皺を寄せた。
そして大きな溜め息をまた溢す。
そして俺の学ランを手で掴み、ぐいっと顔を近寄せる。
瑠花のきめ細かい肌がアップになる。
触ったら気持ち良さそうだなと思っていたら瑠花がいきなりこんな発言をした。
「…他の女の子に触らないで!」
「…………へ??」
苦笑いをすると瑠花の瞳は笑っていなかった。
真剣だったのだ。
鈍感な俺はそこで怒っていた理由に気付く。
そうか、瑠花はさっきヤキモチを妬いていたのか。
俺が満里奈の顔を掴んでいたから。
でも瑠花がヤキモチなんて妬くかな?
「瑠花…まさか…妬いてんの?」
にやりと笑って聞くと先ほどまで真剣だった瞳が急に緩んだ。
「…バカ!!うるさい!!」