夜空に咲く僕たちの願い
俺にぴったりな本だと思わないか?
立ちながらその雑誌をめくっていく。
ランキングに入っていたのは香水、アクセサリー、美容グッズ。
何がいいのだろう?とアクセサリー部門のページを見ているとある指輪に目が止まった。
細いリングにちょこんと乗った星の指輪だった。
星には小さなダイヤが埋め込まれているらしい。
値段を見ると19000円。
バイトをしていない俺にとってこの値段はかなり痛いけど…瑠花がはめたらきっと似合うんだろうな。
簡単にそれと瑠花が一致してしまった。
そんなとき誰かに肩を叩かれた。
「俊介くん?久しぶりだね」
「え!?百々花さん!?」
後ろを振り返るとそこには百々花さんがいた。
百々花さんと会うのはいつぶりだろう?
春あたりから会っていない気がする。
連絡先も交換していなかったし会う機会がなかったからだ。
まさかこんなとこで会うなんて。