姫様にkiss



「パパはひつじさんだったの?」



ひつじ?



あぁ…執事ね。



「ひつじじゃなくて、執事だよ?」
「ひつじ?」
「あー…いいよ。ひつじで。」



でも朔真がひつじって…



なんか面白いんですけど!!



あたしの頭の中には、ひつじの着ぐるみを着た朔真が、メェメェ言っている図が駆け巡る。



思わず笑ってしまい、朔真に頭を叩かれた。



「そうだ。…優李と朔李は将来、何になりたい?」



あたしの人生は小さい頃から決められていたし、あたしもそれに反抗しようとはしなかった。



でも、この子達には自分の思う人生を歩んでほしい。



あたしはこの子達が産まれた当時から、そう考えていた。





「ん〜とねぇ…」





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