白球追いかけて
店に入ると、店内はアジアチックで、お香のいい匂いが漂っていた。丸いわっかの中にネットがはってあって、下に羽がついている小さな飾りがあった。その横に、ピンクにブルーの縁取りがしてある文字で「マンデラ」と書いてある。
かなりしっくりときたので、色違いを二つ買う。レジを打つのは、店長らしき風格の、占い師みたいなおばさん。その横で、優しい笑顔で包み込むようなオーラをもつ女性がラッピングしてくれた。その店員は可愛かったが、ジロジロ見ていると安川にばれるので、ムリに顔をそらす。
「行こか」
振り向くと安川もその店員に見とれていたので、同じかと思い、思わず笑ってしまった。
ホワイトデーにそれを渡すと、さっそくヨシナもケメも携帯ストラップに使ってくれた。
かなりしっくりときたので、色違いを二つ買う。レジを打つのは、店長らしき風格の、占い師みたいなおばさん。その横で、優しい笑顔で包み込むようなオーラをもつ女性がラッピングしてくれた。その店員は可愛かったが、ジロジロ見ていると安川にばれるので、ムリに顔をそらす。
「行こか」
振り向くと安川もその店員に見とれていたので、同じかと思い、思わず笑ってしまった。
ホワイトデーにそれを渡すと、さっそくヨシナもケメも携帯ストラップに使ってくれた。