トナリの王子サマ
帰る前に一応測ってみると…

「うげ…」


数字は38度を越していた。

「帰るのは決定ね?一人で帰れる?」


まぁ、一人で帰れるでしょ。

ちょっと足元が怖いけど…


「はい、だいじょ「俺が送ります」


―へ?

なっ、成瀬くん?!何を言って…


「俺、家が隣なんで送れますよ?」

「そう、じゃあお願いしようかしら?一人で帰るの先生不安だったから」


可愛い笑顔で先生はサラッと言った。

えっ、じゃあ私なんかのために、成瀬くんは…?


「荷物持ってくるから待ってろよ」

< 86 / 179 >

この作品をシェア

pagetop