涙は華のように
その日から零蒔はよく私の家にくるようになった。

学校帰り 最近亜嗣汰くんを見かけなくなった。

「零蒔 亜嗣汰くん最近いないね」

「あぁ おばさん入院してて
看病してるからな」

なんだ そうだったんだ。

バイクで帰ってる途中小雨が降ってきた。

家についてバイバイを言う時
キスするのが恒例になった。

「じゃあな  さっさと家入れ」

いつもなら もう少しいるけど
雨が降ってるから零蒔は
すぐ去っていった。


家に入ると雨は大降りになっていた。

徐々に雷が鳴ってきた。

実は私雷だめなんです…。

お風呂に入っている時
急に電気が切れた。

「きゃああああああ!!!!!!」

うぅ…

涙がでてきた。

零蒔ぃー…。

すると
洗面所においてあった携帯が鳴った。

画面をみると
『零蒔』

「もしもし 涙華?」

「れいじ…」

「どうした?!」
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