涙は華のように
しばらく 彼の寝顔を眺めていたら

「ん…」

「おはよ 零蒔」

「ん はよ…」

彼は少し微笑むと私を抱きしめた。

「昨日は零蒔のおかげで
 ぐっすり寝れたよ。」

彼は優しく頭を撫でてくれた。
この大きな手好きだな…。

「あっ 学校!!」

「今日は土曜だぞ」

嘘っ あっそうか
昨日は金曜日だった。

「私 朝ごはんつくるね。
 零蒔何食べたい?」

「なんでもいい。」

なんでもいいかぁ…
しょうがない!
ピザトーストにするかっ



「零蒔~ できたよ!!」

リビングに来た零蒔は寝癖がついてて
まだ少し寝ボケていた。

可愛い…///

また私を見つけると
抱きしめてきた。

もしかして…

「零蒔 朝弱いの??」

「ん。」
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