19の夏~私の愛した殺人鬼~

☆☆☆

 コンビニから戻ってきた藤堂は、誰もいなくなった『未来』の前で困ったように立ち尽くしていた。


「新田さん? どこですか?」


 まさか、忘れられただなんて思わない藤堂は何か起きたのではないかと不安になっていた。


 しばらく店の近くをウロウロと歩きまわり新田の姿を探す。


 しかし、雨は一層につよくなるし、誰の姿も見つけることはできなかった。
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