19の夏~私の愛した殺人鬼~
仕方なく店の前まで戻ってきて携帯電話を取り出した……その時だった。
「あんたさぁ……なにやってんのぉ?」
と、どこかで聞いた事のある声が後方からしてきた。
振り向くと、閉店中の未来のドアが開き、中から青年が顔を覗かせていた。
それは、専門学校へ行ったときに話しをしたあの青年だった。
「君、どうしてここに?」
「それはこっちのセリフゥ……人ん家の前でぇなにやってんのぉ……?」