春夏秋冬


「ねえ、あれってオモチャ屋?」
休憩所みたいな所でみんなでクレープを食べていたら、突然綾さんが目の前の店を指差した。
「ああ、そうみたいですね」
子供や大人で溢れ返っていて、楽しそうな音楽も聴こえてくる。
「よし!行くわよ、優」
「え!?ちょっと!」
一人で行ってしまう綾さん。優は隣のいつきに向き、
「なあ、綾さんってあんなん好きだったっけ?」
「んー?何か子供の頃自由に遊べなかったから、大人になって遊びたいんじゃない?」
「何だそれ…」
ゲームセンターにオモチャ屋。子供は自由を奪われて大人になるとああなるのか?
綾さんだけの気もするが…。
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