俺のワケアリ彼女



小さな声で涼が言った。




「いなくなりたい・・・・生きるの嫌・・・・」




思い込みの激しい涼。




きっと何か原因がある。




冷静になったら、涼の仕種のひとつひとつが壊れそうで見ていられない。




「・・・・っ」




俺は席から立ち上がって涼を抱き上げた。




「・・・先生・・・涼を捨てるの・・・・?いなくならせてくれるの・・・・?」




おかしい涼の言葉を無視して金を払ってレストランを出た。




「・・・嫌いだから・・・涼と話したくもなぃか・・・・」




涼がそう言ってまた泣き出した。




後悔した。




何であの苛々をとめられなかったのか。




あと、嫌いって涼に言ったことを。




涼は人から嫌いと言われるのが1番堪える。




涼を車に乗せたら、泣きながら俺に言った。



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