キミがいたから～Thank you～

*祐哉　Side*

今日は転校初日…
塚本祐哉　13歳中2
転校してきた理由は2つ
1つ目の理由は、前の学校でいじめにあっていたから…
2つ目の理由は…両親が、交通事故で…亡くなってしまったから…
そして、一人暮らしはあれだろうって、いとこの彩が一緒に来た
俺の出身地は埼玉。
「塚本、そろそろ、教室いくぞ」
「あ、はい」
「んじゃね、祐哉」
「またな、彩」
そう言って校長室をでた

――教室前――
「席につけー!!あれ？重岡…？」
重岡？
「眞凛が牛乳飲みたいって言ったんで、もって言ったらバカしてこぼしちゃったから自分でふいてるんだよねー？眞凛」
「う、うん」
「気をつけろよ?早速だが転校生を紹介する
　塚本、入れ」
あの子…いじめられてるのかな…
そう思っているとあの子は教室から出てきた
じっと見ている俺に気付いたのか
俺を睨むようにみてくる
「おはよ、これから宜しくね。俺のことは祐哉でいーから♪」
おれは微笑みながら言うと教室に入った
――教室――
「じゃ、自己紹介」
「塚本祐哉です。事情があってこの学校に転校してきました。
　今日から宜しくお願いします」
「塚本の席はあそこな」
「はい」
さっきの子…大丈夫かな…
休憩時間はなしてみようかな…