この隙間、僕の存在。
「てか、どうやって行くんだ?」
「え?」
「だってここ天国だろ。地上にどうやって行くんだよ」
「う~ん。歩いてくんじゃね?」
「遠いだろっ」

もしかしてここに来て最大のピンチ……?

俺たちがそんな話をしていると後ろから
「それなら私に任せてください」と、声が聞こえた。


「ん?」


振りかえるとそこにいたのは
「あの時の……」
天使だった。




< 34 / 47 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop