イケオタ
「あとは…
食材に飾り付けね
テーブルや食器、コップは家庭科室からかりれるから」

「食材かぁ
なら買い出しは料理が得意な人にまかせるか
っといってもメニューが決まってないとかえないな…
神崎、メニュー先に決めてくんねぇ〜か」

「そうね
それではなにか案のある人は…」

「桃のタルト」

……………

「せ、先生…」

「あっ!!
あと桃のたくさん入ったパフェもいいわぁ〜☆」

神崎の呼びかけはむなしくも亜由美の耳には届かなかった

「後はねぇ…」

「神崎ふあゆんほっといていいから」

「えっ!?あっ、そ、そうね」

一人で黙々と桃メニューを言う亜由美を放置して神崎は話を続けた

「メニューは女子全員で作ってみて美味しくできた物をメニューにしましょ
男子は机や飾り付けをしてもらうわ
これでいいわよね」

みなほかに案もなかったので神崎の案でいくことにした

「それでは…」

神崎が時計を見ると12時を回っていた

「各自昼食をとって作業にあたってください」

神崎の合図で解散となった

「やっぱり桃のクレープも捨てがたいわぁ…
あれ?
みんなどこぉ〜…」
< 12 / 37 >

この作品をシェア

pagetop