イケオタ
「そぉ〜なんだょ
なんか朝から調子悪いみたいなんだょ、な」

「いや、
オレはべつ、ぐはぁっ」
翔はひじで奈瑠の横っ腹を思いっ切り突いてからウインクで合図した

「あっ、そ、そうなんだよ
朝からちょっと調子悪いみたいなんだ」

「ふぅ〜ん
大変だねぇ〜
気をつけなよ」
「お、おぅありがと」

キーンコーンカーンコーン

「やばっ
先生くるぞ結衣花
座った方がいいぞ」

「そだねぇ
奈瑠お大事に…」

結衣花は奈瑠達に背中を向け自分の席にもどった
「はぁ〜い
席ついてぇ〜」

「んじゃオレも戻るわ」
「うん」

と言って隣の席に座った
「よっ、数秒ぶり」

「おまっ…」

満面の笑みで言うことか
っとツッコミたかったが先生が話し始めたので止めた

「みなさんは…
恋愛をぉ〜どおゆうものかしっていますか?」

はじまった…

うちの担任は正直何を考えているかわからない

「ふあゆん、どうしたのいきなりぃ〜」

翔がいつものようにふあゆんの世界へ飛び込んだ
因みにふあゆんとは担任のあだ名だ

由来は確か…

不思議な亜由美でふあゆんだったようなぁ

まっいっか

「あのね…
先生はこうおもうの。
お互いに、お互いの存在を認め合って初めて芽生えるものだとおもうのよね。」

う〜ん…良いこといってるんだろうけどなぁ
ふあゆんが言うとなぁ〜
「ふあゆん何がいいたいのぉ〜」

翔がひとりでうんうん納得しているふあゆんに聞いた。



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