ねぇ、先生。愛って何ですか?
昨日はあれからすぐお風呂からあがり、すぐにベッドに潜り込んだ。
そしたら疲れていたのかすぐに寝てしまっていたらしい。
目が覚めたら朝だった。
先生、熱さがったかな…?
そんなことを考えながら制服に着替え学校に行く用意をして家を出た。
朝ごはんを食べる気がでなく、朝ごはんも食べずに家を出た。
ダイエットになるし、たまには大丈夫だよね。食べなくても。
「あっ、綾女!おはよ」
「桃、おはよ。」
「綾女も食べる?苺パン」
「いらない、ありがとう」
「朝ごはんたくさん食べてきたんだ?そりゃ食べれないか」
納得!とか言って苺パンにかぶりつく桃。
「ううん。朝ごはん食べてないの。昨日の昼から食べてないなー」
「は?」
昨日の昼はお弁当食べる時間なかったし夜も今日の朝も食欲なくて食べてないんだよね。
「なんで!?ばかなの!?」
「いや、食欲出なくて。でも大丈夫だよ。ダイエットになるし」
「ばか!ただでさえ細いのにこの上まだ痩せる気なの?死んじゃうから!」
「細くないから!」
私が細いっていったら世界中の人のほとんどがガリガリってことになっちゃうから。
「今日は昼絶対一緒に食べるからね!見張っとかないと絶対食べないでしょう!!」
「大丈夫だよ。お弁当もこうして……ってあれ?……お弁当忘れちゃったみたい」
朝、確認しないで家出たもんな、やっちゃった
「ま、昼食べなくてもなんとか…」
「ばか!そんなの許さないからね!学食でも購買でも行って買うの!わかった!?」
「は、はい」
なんか桃、怖いんだけど…。