最強不良姫 ―黒蝶―
「あんたさぁ…自覚持ちなよ?」
亜由美…。
それは、私がブスだという自覚ですか…!?
いや、持ってるよ!?
…もしかして、私が思ってる以上に私ブス!?
(いい加減にして下さい)
「亜由美、ヒドイよ?」
「…?何がデスカ?私、あんたに
美人の自覚持ちなって言ってんだけど。」
…!?
は!?
え、何!?
何て言った!?亜由美!?
「有り得ないから」
即答する私に、亜由美はため息を吐く。
「あんたって、ホント無自覚だよねぇ…」
「何が。…ホラ、屋上行くよ。」
屋上行くよ。そう言ったのは、
愛華ではあるけど、愛華ではない。
“黒蝶”の“美蝶”であって、
“黒蝶”の“美蝶”でない。
…簡単に言うと、
“愛華”である自分と
“美蝶”である自分の半々ってコト。
…いや、まだ愛華のほうが多いかな?
亜由美…。
それは、私がブスだという自覚ですか…!?
いや、持ってるよ!?
…もしかして、私が思ってる以上に私ブス!?
(いい加減にして下さい)
「亜由美、ヒドイよ?」
「…?何がデスカ?私、あんたに
美人の自覚持ちなって言ってんだけど。」
…!?
は!?
え、何!?
何て言った!?亜由美!?
「有り得ないから」
即答する私に、亜由美はため息を吐く。
「あんたって、ホント無自覚だよねぇ…」
「何が。…ホラ、屋上行くよ。」
屋上行くよ。そう言ったのは、
愛華ではあるけど、愛華ではない。
“黒蝶”の“美蝶”であって、
“黒蝶”の“美蝶”でない。
…簡単に言うと、
“愛華”である自分と
“美蝶”である自分の半々ってコト。
…いや、まだ愛華のほうが多いかな?